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血液検査とコレステロール値

コレステロールとは脂質の一種で、身体の細胞膜を構成する成分です。体内で生成される副腎皮質ホルモン、胆汁酸、ビタミンDなどの原料となります。しかし、コレステロールが多過ぎて血管の壁に沈着すると、動脈硬化など病気の原因にもなります。最近の研究ではコレステロールが少ない人よりも標準よりわずかに多めの人のほうが長生きすると言われており、多過ぎても少な過ぎても健康に影響するとされています。そのため、適正な値を維持することが重要です。
血液検査で調べるコレステロール値には3種類あります。まず、総コレステロール値とは、血液中に含まれる全ての種類のコレステロールを合わせた総量です。新基準では、男性が全年齢で151〜254まで、女性は30代以降145〜238、45歳から163〜273、65歳から175〜280mg/dlまでが正常とされています。LDLコレステロール値は男性は全年齢で72〜178、女性は30代以降61〜152、45歳から73〜183、65歳以降84〜190mg/dlまでが正常とされています。以前LDLは俗に悪玉などと呼ばれていましたが、今では身体にコレステロールを運ぶ重要なはたらきをしていることがわかっています。HDLコレステロール値の基準値は70から少ないほうが40mg/dlまでで、低すぎると低HDLコレステロール血症とされます。LDLとHDLと中性脂肪の値で脂質異常症が診断されます。